今朝、フジテレビ小倉さんの「特ダネ！」ののぞき見コーナーにて『不用品買取』や

『出張買取』『訪問買取』の裏側に関して、年々一般消費者の中で被害が

増え続けているので要注意という内容の放送が流れました。

実際長年、買取業界に携わっていますが、その通りです。

まず自宅に電話がかかって来てます。電話のアポトークの内容は、

『使い古しの靴1足からでも買取します～』『使い古したTシャツ1枚から買取します～』

という入り口です。信用してアポを取られたお客様は使い古した靴や、不要品をよけて

置いておくのですが、訪問買取業者は自宅に入ると、不用品には見向きもせず、

ところでアクセサリーはありませんか？

貴金属はありませんか？という展開になるのです。

もしくは、不用品などの相場を調べる為、写真を撮りますね～、と言いながら、

ちなみにアクセサリー類はありませんか？　金プラチナはありませんか？

と目的外勧誘を迫ってきます。そして中々帰ってくれません。

当店も同じ内容の相談を受けることもここ数年で増えました。

よく聞くのは、お客様が売りたくないと断っている指輪を握りしめて、

これを売ってもらえないと、会社に戻れないんです、帰れないんです！

とお客様に泣きつき家に居座るパターンです。

あまりにもの業者のしつこさにお客様も帰ってもらいたい為、安い値段で売ってしまう、

というお話です。こういった電話でのテレアポの流れからの訪問買取の契約は、

法律上でも無効にできる範囲内かと思われます。

 

①目的外勧誘＝電話の説明で不用品やTシャツ、使い古した靴の回収の話

しか伝えていないのに、自宅に上がれば貴金属の買取を迫られる。

 

②長時間拘束＝お客様が断ってもしつこく居座り帰ってくれない。

（これはお客様が心の中で長い、と思った地点で長時間拘束が成立します）

 

③威迫行為＝これを売ってもらえないと帰れない、などお客様に強要する、

恐い想いをさせた。

 

などです。どんなにクーリングオフ（8日間は解約できる）の説明をしていても、

クーリングオフを過ぎていても、上記の内容がしっかりと当てはまれば、

クーリングオフは無効となり、8日間を過ぎていても契約は無効にできる場合があります。

また一度家に上げて契約をすると、そういった業者は何度も電話をかけたり、

家に押しかけたりします。ほとんどが大阪から来る業者が多いです。

同じような電話や訪問買取のご相談は、神戸消費者センター

０７８-３７１-１２２１へお問合せ下さい。

 

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≪※持ち運びのできる高級品は店頭買取で売るのが一番賢い方法です※≫

 

冷蔵庫や家具などの大きなものは仕方ありませんが、貴金属やダイヤモンド、

宝石やブランド品などは、できるだけ店頭買取（お店へ持ち込んで査定してもらう）

が一番賢く高く売れる方法です。

理由は店頭買取の場合はお客様が足を運んだ分、お店側に1円も経費がかかっていないからです。

ついつい雨の日や子供の手が離せない、わざわざ持って行くのが面倒などの理由で

出張買取を頼んでしまうケースもありますが、商品価値の査定額から出張費や人件費、

交通費などが差し引かれているケースがほとんどです。ホームページに出張費無料！

とどんなに記載していても、担当査定士から出張費は無料ですという説明があっても

必ず差し引かれています。

また、訪問買取業者は何故、営業電話や攻撃型の営業スタイルで売り上げを上げているか

といえば、そういった業者はお店を構えても、安く買いたたき売り上げを上げる方針なので

お客様からの信用も無く、来店数がほぼゼロに近いのです。

待っていてもお客様が来ない、流行っていない買取店なので、攻撃型で攻めていく

というスタイルを取るのでしょう。

本当に高価買取で流行っている買取店ならリピーターのお客様や口コミのお客様も多く

ご来店するので、出張買取や訪問買取などをする暇もないのです。

ただそんな訪問買取業者のホームページでも大物芸能人をイメージキャラクターに

使っていたりします。それを見てお客様は何故か安心し信用てしまうのですね。

芸能人のイメージキャラクターの起用はお金を出せば、9割の会社は審査に通ります。

実際にそのイメージキャラクターの芸能人はその企業が現場で行っている事など

把握していませんし、マネージャーや事務所でさえ、把握していません。

とにかく年々増え続けているリサイクル系の電話や、訪問買取、不用品回収などには

くれぐれもお気をつけ下さいませ。

買取る蔵。本店は今後もこの業界の正常化に努めて誠実をモットーに営業していきます。