H28・12/1の金プラチナ相場

金4,599円　プラチナ3,604円

金-16円、プラチナ+6円

金とプラチナ相場のお話ですが、金が上がれば連動してプラチナも上がるということも

ありますが、基本的には米景気が落ち込むと安全資産である金は買われ金相場は上がります。

逆にプラチナ相場は下がる傾向があります。

これはどういったことかと申しますと、宝飾品や安全資産として持たれるのはプラチナより

金の方が圧倒的に多く、日本国内ではプラチナをジュエリーや宝飾品として使われることも

多いですが、海外全体で見た場合、プラチナは宝飾品よりも産業向けや自動車部品の需要の方が

使われる量が多いのです。その為、景気の浮き沈みに敏感な自動車などの需要が落ち込んだ場合、

一気にプラチナ相場も下落する傾向があります。

逆に米景気が上がればプラチナ相場も上がる傾向が見られます。

また金の方は米景気が良好になり原油高、ドル高、また先物相場が上昇すると、投資家が

安全資産である金からドルへ移行する為、金は売られ、金相場も下がる傾向があります。

注目は12月のFOMC（米連邦公開市場委員会）の利上げ観測が広がれば金相場は下がる見方が

強いです。一概には断言できませんが、米景気が不透明、落ち込むと安全資産である金は買われ

金相場は上がります。逆に自動車産業の需要や景気が上がると、プラチナ相場は上がります。

今後の金プラチナ売却の際の参考にしていただければ幸いです。

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